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安全・安心な移動を提供する “隙間のない”エレベーター


安全・安心な移動を提供する “隙間のない”エレベーター

この記事の要点は…
業界初!隙間のないエレベーターが誕生

お客様の声から生まれた製品

営業と開発の連携が開発成功のポイント

エレベーターで、扉と建物の隙間にうっかり物を落としてしまった経験はないだろうか。

あるいは何かを落としそうになってヒヤリとしたり、落とさないように気を遣ったような経験はないだろうか。
鍵やカードなど、また近年ではスマートフォンの落とし物や、女性の場合だとヒールが挟まってしまうこともあるという。この隙間に物を落としてしまったという事例は、東芝製のエレベーターだけでも年間200件以上も発生している。

東芝では、より安全で安心なエレベーターを利用してもらうため、業界初の”しきい間すきまレス”機能を搭載した最新エレベーターSPACEL-GRⅡを開発した。
今回は業界初の製品を誕生させるまでの取り組みと、”東芝ならではの製品”について担当者に話を聞いた。

お客様と社員の声から生まれた最新エレベーター

熊谷将一氏(左)と吉田拓氏(右)

熊谷将一氏(左)と吉田拓氏(右)

“しきい間すきまレス”は、元々お客さまの声がきっかけで生まれました。お客様の声をお聞きすると、隙間をのぞき込むと怖い、不安を感じるという高齢者の方や、隙間に物を落としてしまうことを防ぎたいという意見がありました。」

そう語るのは、東芝エレベータ株式会社の技術本部所属、熊谷将一氏だ。同社では新たなエレベーターを開発するにあたり、顧客の声(Voice of the Customer : VOC)を大切にしているというが、同時に社員の声(Voice of the Employee : VOE)にも耳を傾けている。

「お客様の声に耳を傾けるのはもちろんですが、さらに社内に向けてもアンケートを取りました。すると、社内からも隙間をなくした方が良いという意見が挙がってきました。利用者の方が物を落とした場合、お客様から連絡を頂いて、保守員が現地へ急行します。より安全で安心なエレベーターが欲しいというお客様の要望に応えることが前提ですが、そういった社内の負担を減らすためにも、隙間のないエレベーターを開発することになりました

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