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ベトナムの新たなる動脈へ 最先端の情報処理技術が適用された高速道路


文化や制度の違いを乗り越えてプロジェクトを推進

こうした道路管理システムは、日本国内ではすでにおなじみのものといえるが、これを海外で運用するには、やはり文化や制度の違いがあった。しかし、日越両国のプロジェクトメンバーは前向きにそれぞれの国の強みを生かしあってきたという。

日越両国のプロジェクトメンバー

「日本企業の強みは、品質意識の高さだと思っています。事前にさまざまなケースを想定し、物事を俯瞰して総合的に判断する力も併せ持っています。加えて、東芝には実システム経験による50年にわたるノウハウの蓄積がありました。一方でベトナム企業の強みは、フットワークの軽さと粘り強さだと思います。国の平均年齢が若いこともあり、ドローンで監視カメラの視認性を事前に確認するなど、なかなか我々にはない発想で物事を進めていく部分に驚かされました」(同)

こうしたそれぞれの企業の強みを生かすべく、ITSのノウハウの中枢である中央処理装置のソフトウェアは東芝製としながらも、その他のハードウェアや端末装置はベトナム人が主体に設計、調達を実施した。これにより、高品質でベトナムの環境にマッチしたシステムが、安価に実現されるとともに、現地での長期間の運用を考慮し、メンテナンスも容易なシステムが予定した工程通りに完成した。

ベトナムの高速道路

「今後も情報通信技術は進化し続け、例えばGPSなどによる位置の把握精度はさらに高まっていくでしょうし、通信速度もいっそう向上していくはず。やがてはビッグデータ処理による的確な交通需要予測など、道路インフラはまだまだ大きく発展していきます。社会生活の基盤である道路交通の改善に寄与することで、世界中の人々の安心安全に貢献できれば理想的ですね」(同)

ベトナムでの成功が呼び水となり、日本企業のプレゼンスはますます高まっていくに違いない。

この動画は2017年6月30日に公開されたものです。

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