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IoT×SDGsがもたらす変革 デジタルソリューションに宿るモノづくりのスピリット


明日を変える、東芝流「デジタルトランスフォーメーション」

相馬:先端のIoT技術にも東芝の歴史がしっかり息づいていることが分かりました。そこで伺いたいのが、産業構造やビジネスモデルにも大きな影響を及ぼすと言われる「デジタルトランスフォーメーション」への対応です。

沖谷:「デジタルトランスフォーメーション」とは、スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が2004年に提唱したもので、「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させる」という概念のことです。

相馬:ICTが私たちの暮らしを変化、変革させるという意味ですね。

沖谷:「ICTがもたらす変革」は2種類あると考えています。様々なデータを結合させることで事業を効率化したり、コストを減らしたりする「デジタルインテグレーション」。一方、ICTによって新しい市場を作り、新しい価値を創出していく「デジタルトランスフォーメーション」の2種類です

デジタルトランスフォーメーションの本質は「変革」にあります。求められる課題、ニーズを見通して新たなビジネスモデルを提案し、結果としてお客様のバリューアップにつながるものでなければいけません。

例えば、車です。自動運転が注目を集めていますが、今後はクラウドとつながる「コネクテッドカー」としてさらに進化していくでしょう。それは、車それぞれがネットワークにつながることで、ビッグデータがよりリアルな渋滞情報や走行アシストとして提供されていくようなイメージです。私たちは、そういったデジタルトランスフォーメーションが顕在化するポイントに東芝の技術を提供していければと考えています。

相馬:お客様の意向をバックキャストして実現していこうという視点はSDGsの思想そのものだと感じました。そこにある課題は何でしょうか?

沖谷:お客様の真の課題、本質をつかむことではないでしょうか。メーカーは製品の機能を訴求しがちですが、「製品を使う人、サービスを享受する人にとって何がうれしいのか」という真のニーズを常に考えながら、場合によってはお客様に「本当にそれが課題でしょうか?」と問いかけることもあります。お客様の課題の本質をつかむためにも、コミュニケーションが欠かせないのです。

相馬:CSR経営もお客様を始めとする様々なステークホルダーが何を求めているのかを考えなければ進められません。社会から信頼され、社会に貢献する企業であり続けるためのCSR経営とお客様に新しい価値を提供するためのデジタルソリューションがコアなところで一致することが分かりました。これはそのまま、東芝グループのあるべき姿にもつながるでしょう。次は、SDGsの17の開発目標と東芝のデジタルソリューションがどう関連していくのか、さらに深掘りして話し合っていきたいと思います。(対談 後編へ続く)

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