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IoT、AI時代のSDGs 求められる新たなソリューションとは


IoT、AI時代のSDGs 求められる新たなソリューションとは

この記事の要点は…

仮想発電所やドローンを用いたソリューションがSDGsの課題解決に

デジタルソリューションは「働き方改革」もアシスト

IoTは「モノのインターネット」だが、そこにヒトの想いを重ねるのが東芝流

地球温暖化やエネルギー問題、少子高齢化など社会課題がますます複雑化する中、企業活動の指標の一つになるのが「SDGs(持続可能な開発目標)」。そして、企業のSDGsに対する取り組み姿勢が機関投資家などから評価されつつあるという点で注目を集めている。新たな価値を社会に提供するために、そして社会に貢献し続けるためには、どんな視点が求められるのだろうか。

東芝でSDGsを推進するCSR経営推進室長・相馬季子氏と、東芝デジタルソリューションズグループでIoT事業を推進する沖谷宜保氏による、IoTとSDGsを巡る対談の後編では、CSR経営と融合したデジタルソリューションの未来像を語り合い、新しいビジネスのあり方を考えていく。

エネルギー、インフラ領域で開発が進む注目ソリューション群

相馬:SDGsにおける開発目標は17項目ありますが、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」など、発電や送変電システムなどのインフラを扱う東芝グループに親和性が高い目標も多く見られます。

株式会社東芝 CSR経営推進室長 相馬 季子氏

株式会社東芝 CSR経営推進室長 相馬 季子氏

沖谷:まず、インフラを支えるソリューションについてお話しましょう。東芝はドローン航行とそこから撮影される画像の解析技術を使った送電線や鉄塔の保守点検ソリューションの開発をアルパイン株式会社と進めていますし、鉄道系ではダイヤ編成で人員・車両を最適化する輸送計画ICTソリューションを展開しています。また、海外の水処理エンジニアリングでは工業団地の水処理をIoTで監視して効率化するという取り組みをしています。水といえば、水道システムでも漏水箇所から配管に伝わる振動音の音響を解析することで、漏水の有無を効率よく診断する技術の研究開発を進めています。

東芝デジタル&コンサルティング株式会社 取締役社長 沖谷 宜保 氏

東芝デジタル&コンサルティング株式会社 取締役社長 沖谷 宜保 氏

相馬:ドローンによる保守点検は目標9のイノベーションの推進につながりますし、他社との協業は目標17につながる活動です。また、目標6は「安全な水」にフォーカスしたものです。目標11の「住み続けられる街づくりを」についても、エネルギー関連のソリューションの研究をしているとお聞きしましたが……。

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