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アイデア創出でつながる若手 パッションが生み出す技術コラボ


自由な発想、だから楽しい

アイデア発想を通して、交流する若手たちは、どんな想いで活動に取り組んでいるのだろうか。実際に活動するメンバーの声を聞いてみよう。

「普段関わる人は同じ職場、同じ事業に関連した人ばかりなので、見ているポイントが似てしまいがちです。でも、技術コラボに参加するメンバーは、バックグラウンドが違うので、見ている方向は同じでも、着眼点が全然違います。思いもよらないことをポンっと言ってくれるので刺激があります

そう語るのは、株式会社東芝 生産技術センター 実装技術研究部の平塚 大祐氏。
東芝インフラシステムズ株式会社 社会システム事業部 通信システムソリューション営業部の江本 沙綾氏もうなずく。

技術コラボは、今まで関わってきたことがない人たちと真剣に議論して、ひとつのものを作り上げていく楽しさがあります。また、採算性や収益性が出発点となる議論ではない分、全力で楽しめる。純粋に新しいアイデアを考えて、こんな世の中になったら楽しそうとみんなで考えられる場は、ワクワクします」(江本氏)

事業の制約がない分、自由に考えられる。突飛なアイデアが歓迎される。大企業の中で、こうあるべきという既成概念から離れて、柔軟に意見を交わすことができるのは、それだけで貴重な経験になる。

アイデアは雑談から生まれる。いろんな人とのたわいもない会話からひらめきが出てくると感じました」(江本氏)

左から株式会社東芝 生産技術センター 平塚 大祐氏、東芝インフラシステムズ株式会社 江本 沙綾氏

左から株式会社東芝 生産技術センター 平塚 大祐氏、東芝インフラシステムズ株式会社 江本 沙綾氏

ネットワークが広がる強み

「技術コラボ」で得られるのは、一時的なものではなく、今後にも役立つものばかりだ。

「今まで出会えなかった人と出会えて、社内のネットワークが格段に広がりました人脈を得られたのは今後の会社生活で大きな財産になると思います」(平塚氏)

「私は普段、営業をしているのですが、お客様のニーズとわれわれの技術がうまくマッチしないと商売は成り立たないので、自部門だけではどうしても実現できない課題があったときに、今回つながりを得たメンバーに頼ることができるのは、とても心強いです」(江本氏)

解決のカギを握る人を知っているかどうかが強みになる気軽に相談できる人がいることは、モチベーションを上げることにもつながるのだ。

若手が輝ける場をつくりたい

若手が交流して自由にアイデアを生み出す、「技術コラボ」の裏側には、若手の活躍を願う事務局の存在がある。

「東芝にはたくさんの素晴らしい技術がある。そして若手がびっくりするくらい優秀なんです。ここでアイデアの発想方法を学んで横のつながりを得た若手がもっと活躍してほしいという想いが、活動運営の原動力になっています。また、若手向けの活動としつつも年齢制限は設けておらず、エネルギッシュな40、50代の方も参加し、若手に刺激を与えてくれています」(緒方氏)

真剣な眼差しで議論に参加する参加メンバー

真剣な眼差しで議論に参加する参加メンバー

事務局の運営メンバーも、参加者が楽しく活動できるよう、コミュニケーションや空気感を意識しながら場づくりを行っている。運営担当者でつながる拠点は14にのぼる。

「事務局同士がひとつのチームとしてつながっていることも、大きな成果だと思っています。参加メンバーにはこの14拠点の事務局を上手く使ってほしいですね。そのためにも、楽しかったと言ってもらえるように、まずは自分たちが楽しむことを目標にしています」(緒方氏)

課題がないわけではない。抱えている業務を優先せざるをえない参加メンバーは「技術コラボ」とのバランスをとるのが難しく、安心して楽しめなくなることもある。

「出口の課題もあります。事業化をゴールとはしていないものの、せっかくできたアイデアを見せる場が、成果発表会のみに限られるのはもったいないと感じています。他にもアピールできる場や、アイデアを具現化できる共創の場ができるといいですね」(緒方氏)

会社の経営状況から、一時は活動の継続に危機を感じることもあったという。しかし、事業所の経営層は活動の意義を認め、「続けてほしい」と言ってくれた。
小向事業所から生まれた「技術コラボ」が始まって6年。今年度からは、他の事業所でも活動が始まり、コラボの輪が広がりつつある。さらなる若手の活躍に期待したい。

検討会の様子

検討会の様子

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