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東芝が提案する、令和時代のロボットソリューション 【前編】技術編


東芝が提案する、令和時代のロボットソリューション 【前編】技術編

この記事の要点は…

社会のニーズに応え続ける、東芝のロボット開発

ロボットは賢くて器用になる? 高知能化で広がるロボットの活躍範囲

人間とロボットが協業するための安全対策

東芝創業者の一人でもある「からくり儀右衛門」こと田中久重は、江戸時代に弓曳童子(ゆみひきどうじ)などの高度な動作を行うロボットを作り出したことで知られている。こうした創業者のDNAが現在も受け継がれ、東芝は長年にわたり新しいロボットを生み出してきた。

からくり儀右衛門の時代には、技術そのものが存在意義であったロボットも、現在では社会のニーズに応えることが求められている。
21世紀も20年が経とうとする今、東芝は社会のどんなニーズに応えるために、どんな「からくり」を用意しているのだろうか。

高知能化によって広がる、ロボットの可能性

労働人口の減少による人手不足の深刻化が、社会の大きな課題となって久しい。人手不足は、あらゆる業種を襲っているが、特に物流業界では「物流崩壊」という衝撃的なワードとともに、一刻を争う問題として認識されている。

東芝はこれまでも、製造・流通・物流のニーズに合わせて、様々なロボットを提供してきた。古いところでは、1967年に手書き文字を認識する世界初の郵便番号自動読取区分機の開発がある。これは、翌年から始まった郵便番号制度と合わせ、長きにわたり人の手で行われていた郵便物の行き先仕分け作業を機械化し、高度成長期の日本の発展を支えた。東芝は、現在でもこの分野で高いシェアを維持している。

1967年に発表された、世界初の実用手書き郵便番号自動読取区分機

1967年に発表された、世界初の実用手書き郵便番号自動読取区分機

この郵便番号自動読取区分機は、人間が「宛先を見て、分類する」という作業を機械化することで、効率を向上させた。その作業だけを見れば、人間が行うよりも圧倒的に早く、24時間休み無く続けることができる。だが、ポストに投函した郵便物を、正しく宛先に届けるという郵便業務全体を見渡すと、まだ人間が作業を行わなければならないパートは多い。

郵便同様に製造・流通・物流分野でも、ロボットによる様々な自動化が導入されてきた。それでも、物流崩壊は社会問題となってしまった。これは、物流崩壊が人手不足に端を発する問題であるためであり、この問題の解決には、これまで自動化できなかった作業の大幅な自動化、すなわち「人間でなければ」と思われていた作業領域の自動化が必要なのだ。

> 人間に代わり作業するロボットに、必要なことは?

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