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アパレル・ファッション業界に新しい風を 仮想試着サービスの可能性


アパレル・ファッション業界に新しい風を 仮想試着サービスの可能性

この記事の要点は…
仮想試着は「第3の売場」を創る

散らばった顧客データはクラウドで一元管理

髪色や嗜好にあわせた洋服の提案も可能に

アパレルやファッション業界では今、ネットとリアルの垣根をなくす「オムニチャネル」が注目され始めている。ネットとリアルで同じ購入体験をできるようにするということだ。

そこで注目されているのが仮想試着サービスだ。このサービスのメリットは大きく分けて2つあげられる。場所を選ばないことと、クラウドで管理された試着履歴等のデータが、ユーザー自身で収集・管理・分析できることだ。
また、このツールを通してこれまで実現できなかった異業種(美容室とアパレルなど)との連携や新しい市場の開拓が期待されている。

大型ディスプレイでの仮想試着サービス

大型ディスプレイでの仮想試着サービス

異業種をつなげる実証実験

東芝は、2014年にラゾーナ川崎プラザ内に店舗を置く美容室「kakimoto arms」と共同で、実証実験を行った。
「kakimoto arms」は東京を中心に10店舗を展開している株式会社柿本榮三美容室のブランド。地毛の髪色はもちろん、瞳や肌、唇などその人が生まれ持った”パーソナルカラー“を総合的に診断するヘアカラー専門のヘアカラーリストを日本で初めて誕生させた革新的なサロンである。

実証実験は、「利用者が髪型・髪色を変えたときの購買意欲をアパレルの実店舗へつなげることができるか」、「システムを設置することで消費にどのような効果をもたらすか」を検証する狙いで行われた。美容室側は、パーソナルカラーを可視化して伝えられるツールとして、アパレル店舗側は、新たなターゲット層へのブランド認知と新規顧客の獲得に期待を寄せていた。

バーチャル試着のフロー

美容室の利用者には、まず自分に合ったカラーが見つかる「パーソナルカラー診断」を行ってもらい、カラーリストがその人に合ったカラーを見つける。そのカラーに合わせて100着以上の洋服から自由にコーディネートを選択。施術後に新しいヘアスタイルやヘアカラーに合わせた洋服の仮想試着を体験してもらった。

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