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コネクテッドインダストリーズ バイオ技術×デジタルが創る未来!


コネクテッドインダストリーズ バイオ技術×デジタルが創る未来!

この記事の要点は…

「コネクテッドインダストリーズ」でバイオ分野が期待される理由

30億ドルが100ドル台に!? ゲノム(全遺伝子情報)解析も身近な存在に

「賢い細胞」は未来に向けて何を思う?

モノづくりの現場から、大量消費社会における消費者の行動変容、自動運転による新たなクルマ社会など、あらゆる分野でデータをつなげ、新たな付加価値を創出していくことが追求される時代。こうした産業社会の動きを支援・促進する政府の振興戦略が「コネクテッドインダストリーズ」だ。

世界に目を向けると、ドイツが掲げる「インダストリー4.0」、アメリカで提唱されている「インダストリアルインターネット」など、ICTの浸透によって社会を変革させようという動きが活発になっている。日本でも産学官の連携により、「ソサエティー5.0」という包括的な取り組みが進められている。

「コネクテッドインダストリーズ」は、「ソサエティー5.0」を背景に、モノづくりでの日本の強み、そして産業の新たな未来像を示すコンセプトなのである。政府は日本が今後強化すべき分野として、「スマートものづくり」「自動走行」「ロボット、ドローン」「バイオ、ヘルスケア」の4つを挙げている。

コネクテッドインダストリーズによる「勝ち筋」

出典:経済産業省 METI Journalコネクテッド インダストリーズ

ここでは、分野別課題の一つとして挙げられている「バイオ」分野の取り組み、未来像を見ていこう。

システムと生物(バイオ)とICTが融合し、協調する未来とは?

「コネクテッドインダストリーズ」が追求する産業社会には、「さまざまなつながり」が存在し、それに対しては各分野で多様なアプローチがある。

  • ・モノとモノがつながる(IoT)
  • ・人と機械・システムが協働・共創する
  • ・人と技術がつながり、人の知恵・創意を更に引き出す
  • ・国境を越えて企業と企業がつながる
  • ・世代を超えて人と人がつながり、技能や知恵を継承する
  • ・生産者と消費者がつながり、ものづくりだけでなく社会課題の解決を図ることにより付加価値が生まれる

出典:経済産業省 “Connected Industries” ~我が国産業が目指す姿(コンセプト)~

バイオ分野でクローズアップされるのは「人・生物」と「機械・システム」のつながりだ。これまで対義的に語られていたこれらが対立するのではなく、融合し、そして協調することで新たな付加価値を生む

バイオテクノロジーが新ビジネスの期待をはらんだのは80年代にさかのぼる。これまでバイオ分野でも日本産業の強みである高度な技術力、継続的なカイゼン活動、脈々と受け継がれる現場力は培われてきた。そして、そこには活動を通じて蓄積されたデータが存在する。これらを効果的に融合することで新たな価値を創造することができ、そしてそこにビジネスモデルが生まれる可能性がある。「コネクテッドインダストリーズ」でバイオ分野が期待を集めるゆえんである。

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