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EV×シェアリング!? EV×自動運転!? 次世代電池と進むEV普及のその先へ


EV×シェアリング!? EV×自動運転!? 次世代電池と進むEV普及のその先へ

この記事の要点は…

EV社会に欠かせない二次電池の課題を知っておこう!

これまでにはなかった二次電池「SCiB™」ならではの特長とは?

自動運転タクシーが迎えに来る!?SCiB™がもたらす未来を展望!

自動運転、電気自動車(EV)、カーシェアリング――近年、世間で話題になっている自動車にまつわるさまざまなワード。だが、これらは個別に検討され、将来、どのように関連していくかは意外と議論されることが少ないのではないだろうか。

一台のEVを複数人でシェアリングし、人々が自由に所定の場所で乗り捨てる。また、自動運転技術の進展により、無人のEVタクシーが目的地まで送ってくれるようになる。そうした未来が実現したとき、EV用バッテリーに求められるスペックは、実は現在考えられているものとは異なってくるのだという。

そこに着目しているのが東芝の二次電池SCiB™。今回、私たちが考えもしなかったEV社会の潜在ニーズを掘り起こし、来たる未来を展望してみよう。

「EVの充電に20分も待つことができますか」

さまざまな調査会社が、2050年には1年間に販売される自動車の約半分がEVだと予測している(※)。しかし、現在、EVには課題がまだまだある。その一つが走行距離だ。

※「EV・PHVロードマップ検討会」(2016年3月23日) 経済産業省

「現在、最も走行距離が長いとされるEVでも、フル充電で約400km程度といわれています。だいぶガソリン車に近づいてきましたが、雪降る夜道で暖房しながら走行したらどうでしょう?単純に電池の搭載数を増やせば、それだけ長く走れますが、電池の重量増加による燃費低下やコストの問題から、あまり現実的とはいえません」

現在のEV事情をそう明かすのは、東芝インフラシステムズ株式会社 産業・自動車システム事業部の宮本祐紀子氏。EVの長走行距離化には、現実的にはまだまだ厳しい道のりが待っているといえよう。

二次電池とEVに関わる市場調査を行っている宮本氏

二次電池とEVに関わる市場調査を行っている宮本氏

だが、国内には現在、約2万8,500基のEV用充電設備が設置されている。そうした充電設備をうまく利用すると、現行のEVでも生活に支障がない気もするが、どうなのだろうか。

「もちろん、東京から大阪までEVでドライブ旅行に出けることは可能です。でも、充電時間が問題です。充電が終わるまでの15~20分の間、しかも旅行の最中、何度も何度もスタンドで待っていることはできるでしょうか」(宮本氏)

従来の二次電池において問題とされてきた走行距離。しかし宮本氏によると、EV社会の未来を見据えたとき、実は必要となってくるのは走行距離だけではなく、充電にさほど時間がかからない「急速充電」なのだという。この新たなニーズに応えたのがSCiB™なのだ。

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