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照明工場をまるごとショールームに! 「KANUMAあかり館」設立プロジェクト


照明工場をまるごとショールームに! 「KANUMAあかり館」設立プロジェクト

この記事の要点は…

東芝ライテック・鹿沼工場内に「KANUMAあかり館」がオープン

「魅せる工場」を実現するために、働く一人ひとりのモチベーションを重視

鹿沼工場から日本のモノづくりの地位向上を目指す

東芝ライテック・鹿沼工場の敷地内に昨年9月、『KANUMAあかり館』がオープンした。これは半世紀の歴史を持つ照明器具の生産拠点を、「魅せる工場」に一新しようというプロジェクトの一環だ。そこに込められた思い、そして狙いは何か?今回のプロジェクトに携わった3人の関係者に、苦労点や今後の展望について話を聞いた。

『KANUMAあかり館』が担うべき役割

最初にあったコンセプトは、鹿沼工場をまるごとショールームにしようというものでした。それに合わせて、展示スペースとしても機能する『KANUMAあかり館』の構想が生まれ、東芝創業者の一人、藤岡市助 氏の時代から現在に至るまでの照明の変遷や、東芝ライテックの歴史、そして最新の照明商品をまとめた展示スペースの設置など、次第に計画は具体化していきました」

そう語るのは、東芝ライテック株式会社 照明電材事業部の佐藤勇介氏だ。プロジェクトの立ち上がりは2019年の6月。それ以前から部門を超えて「魅せる工場」の構想や下準備が進んではいたが、 3カ月後には「KANUMAあかり館」のオープンに漕ぎ着けているのだから、並大抵のスピード感ではない。

東芝ライテック株式会社 照明電材事業部 事業企画部 事業企画担当 佐藤勇介氏

東芝ライテック株式会社 照明電材事業部 事業企画部 事業企画担当 佐藤勇介氏

「今回のプロジェクトでは、目的の一つに鹿沼工場で働くスタッフへのモチベーションの喚起があります。そのためには、ただ環境をきれいにするだけでなく、東芝が照明事業を通して社会に貢献してきた歴史をあらためて知ってもらうことが重要だと考えました。ただし、私自身こうした設備や展示関係のプロジェクトに携わるのが初めての経験だったので、まずは関連知識の習得と、社内でキーマンを探すことから始めなければなりませんでした」(佐藤氏)

限られたリソース、限られた時間の中で、デザインや施工のプランを具体的に詰め、さらに膨大な歴史資料を展示物にまとめる作業は、一筋縄ではいかなかったはずだ。それでも、佐藤氏自身が今回のプロジェクトに強く共感していたことが、大きな原動力になったという。

「『KANUMAあかり館』のエントランスに展示スペースを設けることは、対外的なアピールはもちろん、工場で働く皆さんが自社の製品に誇りを持ってもらうために必要なものでした。こうして歴史を“見える化”することで、初めて知る情報もきっと多いのではないでしょうか」

KANUMAあかり館の展示スペース

KANUMAあかり館の展示スペース

> 「魅せる工場」の条件は、工場で働く一人ひとりが輝いていること

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