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落差2メートルでOK! マイクロ化で広がる水力発電の可能性


落差2メートルでOK! マイクロ化で広がる水力発電の可能性

この記事の要点は…
水力発電はマイクロ化!

空調設備の循環水で発電できる

電気の地産地消がますます現実的に

地球環境への配慮から、各地で導入が進む再生可能エネルギー。太陽光発電や風力発電、バイオマス発電など、その手法は多岐にわたっているが、水力発電が今あらためて注目を集めている

水力発電のメリットはCO2の排出量が極めて少なく、エネルギー変換効率が高い点。しかしその一方、河川やダムなどを利用した大規模施設がこれまでの主流であり普及へのハードルとなる。

環境エネルギー政策研究所がまとめた『自然エネルギー白書2015』によれば、世界で最も導入が進んでいる再生可能エネルギーは水力発電であり、その総量は実に10.6億kWにも達するという。日本では2014年度の時点で、自然エネルギー全発電量のうち水力による発電は8%であり、自然エネルギーの中では導入が進んでいる。

しかし、水力発電の導入には、水車・発電機など発電設備のコストよりも、取水設備や導水管路など土木付帯設備や据付工事に多大なコストを要することがネックとなってきた。そこで東芝は、水車と発電機の一体化などの策を講じ、設置場所を選ばず、据付工事の容易な超小型水車・発電機ユニットを開発した。
それが「Hydro-eKIDS」で、わずか2メートルの落差があればその水を発電に活用できることが特長だ

Hydro-eKIDSは落差2mで発電可能

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