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街中の文字情報を即時翻訳 旅行中の新しい案内役へ


街中の文字情報を即時翻訳 旅行中の新しい案内役へ

現代の社会では、看板や標識、案内板、メニューなど、街のいたるところに文字情報が溢れている。街中の文字情報は、人々の日常においてその重要性は非常に高い。私たちが初めての場所でもスムーズに観光を楽しめたり、料理を注文できたりするのは、そこに知りたい情報が記された文字があるからだ。

海外の旅行先で道に迷ったり、料理の注文に困ったという経験を持つ人はきっと少なくないだろう。もちろん、好きな料理を頼めないといったような小さな問題であれば、それもやがては旅の思い出となったり、自分の不勉強さを少し反省するきっかけにもなるかもしれない。しかし、時には状況が把握できなかったことで、大きなトラブルに巻き込まれてしまうこともある。

そういった深刻なケースを回避するには、馴染みのない文字をいかに母国語と同じように理解できるかが重要になるが、全ての言語を習得するのは不可能だ。そこでアプリ等の翻訳サービスなどが存在するが、既存のものでは十分に対応できないケースも多い。また国内においては、外国人観光客数が年々増加しており、訪日外国人の受け入れ先などからも、外国語の文字を翻訳する機能に対するニーズは高まっている。外国語の文字情報を手軽に、そして正確に把握できる技術やサービスの登場が待たれている。

東芝では、そうしたニーズに応えていくため、カメラで撮った画像に映る文字を翻訳することができる「カメラ画像文字認識技術」を開発。今回は「情景文字認識技術」とも呼ばれるこの技術に迫ることで、海外への渡航時に活躍する未来のウェアラブルデバイスの可能性を探った。

カメラに写る文字を即時に解析

カメラ画像認識技術は、カメラ画像から文字列を検出し認識するための技術で、日常生活で目に映る風景を切り取った画像から、文字情報を取得することができる。この技術を使えば、スマートフォンやタブレットの内蔵カメラで外国語の案内板を写すことで、その文字列を母国語で表示することが可能だ。「カメラで写す」という非常に手軽な操作で文字を母国語に変換できるこの機能は、海外を訪れた際に非常に心強い存在となるだろう。

カメラ画像認識技術 使用イメージ

タブレットで撮影した文字情報が翻訳される
https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1504_01.htm

また、「文字を認識する」という機能を応用すれば、買い物中に商品名が書かれたタグを読み取ることで、ユーザーが知りたい情報をクラウドシステムから取得し、提示することも可能になる。人気ランキングや商品ラインナップなど、その場ですぐに知りたい情報を取得できるのは消費者にとってもうれしいことだ。そのほかにも、保守点検現場では、検査対象の製造銘板名にかざすと検査の手順が書かれたマニュアルを表示するようにすることで、保守点検作業支援に役立つなど「カメラ画像認識技術」は海外への渡航時だけではなく、社会の様々なシーンで活躍することが期待されている。

カメラ画像認識技術 応用イメージ

商品のタグを読み取り、人気ランキングなどユーザーがほしい情報を提示
https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2015/07/70_07pdf/r01.pdf

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