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IoT×SDGsがもたらす変革 デジタルソリューションに宿るモノづくりのスピリット


IoT×SDGsがもたらす変革 デジタルソリューションに宿るモノづくりのスピリット

この記事の要点は…

東芝のIoTの原点は1970年代に始まったプラントの遠隔監視にあった

デジタルソリューションの要はユーザーの真のニーズをつかむこと

CSR経営とデジタルソリューションの共通点とは?

モノづくりの現場はもちろん、私たちの暮らしにもIoTやAIが浸透し始めている現代。デジタル分野でイノベーションが進めば、資源エネルギーの有効活用や働き方改革など、様々な社会課題を解決する可能性が生まれる。私たち人類を取り巻く課題について、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」は世界標準のガイドラインになるだろう。

東芝が手掛けるデジタルソリューションは社会課題の解決にどのように貢献してきたのか。そして、SDGsが示す課題に対してどのようなアプローチができるのか――。東芝でSDGsを推進するCSR経営推進室長・相馬季子氏と、東芝デジタルソリューションズグループでIoT事業を推進する沖谷宜保氏の対談を通し、東芝のデジタルソリューション×SDGsの可能性を探る。

1970年代に見るIoTの源流、東芝のデジタル技術が果たした役割

相馬:東芝は2003年にCSRを推進する専任部署を設置し、豊かな価値を創造し、社会の発展に貢献するための経営を推進してきました。社会の期待や時代の要請を捉えつつ、「人と、地球の、明日のために。」というグループスローガンのもと、事業を通じて社会課題を解決するあり方はSDGsの精神に通じるものがあります。CSR経営という考えに基づいて、東芝が中長期的な目線でビジネスの舵を切っていく上でもSDGsは大変重要な指標になると考えています。

東芝はこれまでも、様々な分野で社会課題の解決に取り組んできました。社会を支えるソリューションにおいて、ICTなどのデジタル技術はいつ頃から活用されているのでしょうか?

株式会社東芝 CSR経営推進室長 相馬 季子氏

株式会社東芝 CSR経営推進室長 相馬 季子氏

沖谷:東芝は高度なICTをベースに長きにわたって社会インフラの分野を中心に課題解決に努めてきました。現在のIoTに通じる工場やプラントの遠隔監視に取り組み始めたのは1970年代です。私が東芝グループに入社した1980年代にはファクトリーオートメーションやプラント統括管理が進められ、既に機器・センサーと情報を連携させて自動化、省エネに取り組んでいました。

東芝デジタル&コンサルティング株式会社 取締役社長 沖谷 宜保 氏

東芝デジタル&コンサルティング株式会社
取締役社長 沖谷 宜保 氏

相馬:IoTはつい最近のキーワードのように思われますが、40年以上前から同じコンセプトで工場やプラントにおける情報連携を進めてきたわけですね。どんなソリューションが社会に貢献してきたのか、最新の取り組みも含めて詳しくお聞きしていきたいと思います。

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