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データの戦いは始まったばかり! 最高デジタル責任者が語る東芝の挑戦


データの戦いは始まったばかり! 最高デジタル責任者が語る東芝の挑戦

この記事の要点は…

東芝が目指す「サイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業」とは?

「デジタルトランスフォーメーション」はよく耳にするけど、「デジタルエボリューション」って?

東芝の中ではCPSテクノロジー企業への変革に向けて何が起きているのか?

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)と呼ばれるIT企業の成長は、世界の企業の時価総額ランキングでも上位を占めるなど著しいものがある。事実、私たちの日常生活においても、これらの企業の提供するサービスはなくてはならないものになっている。あらゆるモノがインターネットでつながる時代にあって、GAFAの成功が示すように、ビジネスのカギを握るのはデータだ。

東芝は、2018年11月に発表した全社変革に向けた5ヵ年計画「東芝Nextプラン」の中で「世界有数のサイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業を目指す」ことを明確に打ち出している。最高デジタル責任者としてデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)により、このCPSテクノロジー企業への変革を指揮する執行役常務・島田太郎氏に、東芝がいかにデータを活用してビジネスに取り込もうとしているのか、取り組みを聞いた。

株式会社東芝 執行役常務 島田太郎氏

株式会社東芝 執行役常務 島田太郎氏

サイバーとフィジカルの世界が融合するCPSの世界

「GAFAは世の中にないビジネスモデルを開拓しました。しかし、それははっきり言ってコンピュータの中にだけ存在しているものです。それだけではまだまだ不十分です」(島田氏)
経済産業省が2018年に取りまとめた調査※1によれば、日本国内のEC化率は5.79%との結果が出ている。逆の見方をすると、電子商取引の世界でも残りの約95%のデータはまだビジネスの世界では活用されていないとも読める。

「データには人のデータとモノのデータがあります。人のデータについては、GAFAのようなサイバー企業が既にビジネスモデルを確立していますが、モノ、つまりフィジカルのデータについてはこれからビジネスモデルが立ち上がっていきます。データの戦いはまだ始まったばかりです。そんな中にあって、東芝はお客様との接点のポイントは少なくとも持っています。これを何とか生かすことができないかを考えています」(島田氏)
※1:経済産業省が2018年4月25日に公表した「平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」

では、東芝の目指すCPSテクノロジー企業とは何なのだろうか。島田氏は次のように説明する。

「サイバーの世界のデータだけではなく、フィジカルな、現実世界の様々なモノから出てくるデータを合わせることによって、新しい価値を作っていくことを提案していきたいということです。東芝は、サイバーの世界では、製造業をはじめ様々な企業に対してデジタルソリューションを提供しています。一方でフィジカルの世界では、長年にわたり最先端の技術開発を行い積み上げてきたAIや様々な電動化技術などがあります。これらの技術を融合させることによって、今までにないものを作ることができると思っています」

CPSイメージ

> CPSテクノロジー企業への道のり

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