齢80年越えの黒部川第二発電所更新プロジェクト―水力発電の未来をつなぐ、若手技術者たちが挑んだ9年の軌跡
黒部川の急流をたどり、トロッコ電車で山あいの峡谷を越えた先に、80年以上の歴史を持つ発電所がある。 「黒部川第二発電所」。その地で進められたのが、歴史ある設備を未来へつなぐための大規模な更新工事だ。東芝は、120年以上にわたり水力発電事業に取り組んできた歴史を持ち、このプロジェクトにもその経験と技術が注がれている。更新工事が始まったのは2015年。当時、入社間もない若手技術者たちを中心に進められ、ようやく9年の時を経て更新完了に至った。…
黒部川の急流をたどり、トロッコ電車で山あいの峡谷を越えた先に、80年以上の歴史を持つ発電所がある。 「黒部川第二発電所」。その地で進められたのが、歴史ある設備を…
2025/06/20